『島原大変・肥後迷惑』 長崎県島原で起きた噴火と地震で「島原・熊本などで約1万5000人の死者」が出た
“江戸時代 最大規模の自然災害” 貴重な記録などが展示
RKK熊本放送
熊本放送
「島原(しまばら)大変・肥後(ひご)迷惑」と呼ばれる江戸時代最大規模の自然災害、その教訓を学ぶ展示が熊本市で始まりました。
【写真を見る】『島原大変・肥後迷惑』 長崎県島原で起きた噴火と地震で「島原・熊本などで約1万5000人の死者」が出た “江戸時代 最大規模の自然災害” 貴重な記録などが展示
「島原大変・肥後迷惑」。231年前のこの災害では、長崎県の島原で起きた噴火と地震によって山が崩落し、その土砂が海に流れ込み津波が対岸の熊本・天草地方に押し寄せたもので、約1万5000人の死者が出たといわれています。
会場には、当時の人々が残した貴重な記録などが展示されています。
津波で流されてきた大きな石、熊本県内各地に残る犠牲者の供養碑や避難の教訓が記された石碑は、2018年から「自然災害伝承碑」として地図記号に加わったもので、被害の爪痕をより実感を持って知ることができます。
この展覧会は、12月2日まで開かれています。
コメント
コメントを投稿