🛢️パイプライン攻撃を受け予防措置
サウジアラビアのエネルギー省は9月11日、原油輸出の重要ルートである「東西パイプライン」の操業を、予防措置として停止したと発表しました。
10日に複数の攻撃が発生し、負傷者も出ているということです。現在、緊急対応チームがパイプラインの安全確保と設備の点検を進めています。
🚁ドローン攻撃か リヤドなど2州が標的
サウジアラビア外務省によると、イラクから発射された複数のドローンが、リヤド州とマディーナ州にあるパイプラインを攻撃したとされています。
中東ではここ数日、戦闘が激化しています。イエメンの親イラン武装組織フーシ派は、サウジアラビアのアブハ、ナジュラン、ジザンにあるエネルギー施設を攻撃したと主張しています。
また、アメリカによるイランの石油タンカーへの攻撃も報じられ、地域の緊張は一段と高まっています。
🌍ホルムズ海峡に代わる重要な輸出ルート
東西パイプラインは、サウジアラビア東部のペルシャ湾岸から紅海側まで原油を運ぶ全長約1200キロの重要インフラです。
紅海側でタンカーに積み込むことができるため、ホルムズ海峡を通らずに原油を輸出できる代替ルートとして注目されています。
輸送能力は日量700万バレルに達し、ホルムズ海峡でタンカーの航行がほぼ停止したことを受け、今年に入ってからフル稼働となっていました。
しかし、このルートも最近はフーシ派による攻撃の脅威にさらされています。
📈原油価格は一時1バレル110ドル近くまで上昇
東西パイプラインの操業停止が発表された後も、原油価格は大きく変動せず、北海ブレント先物は1バレル約105ドルで取引されました。
ただ、10日には中東での新たな衝突がエネルギー供給に与える影響への懸念から、価格は一時110ドル近くまで急騰しました。
専門家は、現在の混乱の規模はすでに原油価格に織り込まれているとの見方を示しています。
🇯🇵日本の暮らしにも影響か
サウジアラビアの原油輸出ルートが攻撃を受けたことで、今後さらに中東情勢が悪化すれば、原油価格が一段と上昇する可能性があります。
原油価格の上昇は、ガソリン代や電気料金、物流費、食品価格など、私たちの生活にも幅広く影響します。
ホルムズ海峡だけでなく、代替ルートである東西パイプラインにも危険が及んでいることから、今後の中東情勢とエネルギー市場の動向が注目されます。
📝まとめ
サウジアラビアは、複数の攻撃を受けた東西パイプラインの操業を安全確認のため停止しました。
ホルムズ海峡に代わる重要な原油輸出ルートも攻撃の脅威にさらされており、中東の緊張が世界のエネルギー供給や日本の物価に影響する可能性があります。⚠️🛢️
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